日焼け止めのSPFとPAの意味と紫外線の種類

日焼け止めのSPFとPAの意味と紫外線の種類

「日焼け止めに書いてあるSPFとPAの意味が分からない」といった方は、多くいらっしゃると思います。

 

この2つは、どんな日焼け止めにも表示されているだけに、地味に気になりますよね。

 

SPFとPAは、紫外線を防御する目安ですが、単純に数値が高いものだけで選ぶと、肌を守るはずが、逆に負担がかかってしまう事になる為、生活シーンに合わせていく必要があります。

 

以下から、詳細を確認していきましょう。

SPF・PAは2つの紫外線を防ぐために存在するもの

日焼け止めのパッケージで見かける『SPF50』や『PA++++』は、紫外線UV-BとUV-Aを「どれだけ防御できるか」示したものです。

 

地上に届く紫外線には、日焼けから皮膚ガンまで引き起こすUV-Bと、長時間浴びることで老化に繋がるUV-Aがあります。

 

SPF・PAは2つの紫外線を防ぐ

 

また、どんな天気でも紫外線は含まれていて、快晴の状態が100%だとすると、曇りが約60%、雨の日は約30%となっていて、外出をすれば、必ず紫外線を浴びる事になります。

 

SPFとPAは、これら2つの紫外線を防ぎますが、意味と役割もそれぞれ違ってきます。

 

名称 意味と役割
SPF

UV-Bを防御する役割。

 

SPF(サン プロテクション ファクター)は、紫外線防御指数とも呼ばれ、日焼けやシミの原因となる『UV-Bから肌を守る』役割があります。

 

SPF1あたり約20分間、UV-Bを防御します。
SPF30の日焼け止めを選んだ場合は、『約10時間』、効果が持続する事となります。

PA

UV-Aを防御する役割。

 

PA(プロテクション グレイド オブ UVA)は、UV-A防御指数とも呼ばれ、『PA+やPA++++』といった、プラス記号で表されます。
シワ・たるみといった、光老化を招くUV-Aを防御する役割があります。

 

UV-B(紫外線B波)は日焼けと皮膚がんを招くもの

 

UV-Bは、紫外線に「約5%」含まれるもので、皮膚の免疫機能を低下させるパワーを持っています。
浴びると、数時間から数日の短い期間で、肌表面(表皮)のトラブルが起きやすくなり、日焼けや炎症、水ぶくれのほか、皮膚がんになる可能性も高まります。

 

これらを『SPF』が防ぎますが、普段使いであまり太陽に当たらない場合は「30」、炎天下や紫外線量の多い7〜8月では、長時間浴びるなら「50以上」といった数値で選ぶと良いです。

 

UV-B(紫外線B波)は日焼けと皮膚がん

 

 

UV-A(紫外線A波)は忘れた頃にシワ・たるみを招く

 

UV-Aは、紫外線のうち『約95%』を占めていて、雲や窓を貫通するほど浸透性が高く、くもりや室内だとしても、肌内部(真皮)まで届いてしまいます。

 

その結果、シワやシミ、たるみ等の肌老化を招きます。

 

UV-Bよりも有害性は少なく、すぐに被害は受けませんが、ダメージの蓄積によって、将来、肌への悪影響は確実に出てきます。

 

あえて肌を黒くする為に、日焼けサロンや、日焼け止めを塗らない方もいらっしゃいますが、UV-Aを過剰に浴びると、水疱やシミ、さらにはDNAに傷が入る原因となる事が分かっています。

 

これらのリスクを『PA』が防ぎますが、日に当たる機会が少ないなら『PA++』、しっかり防御したい方やUV-Aが多くなる5〜6月の時期なら、『PA++++』がオススメです。

 

UV-A(紫外線A波)は忘れた頃にシワ・たるみ (1)

日焼け止めはSPFとPAが高ければ良いというわけではない

日焼け止めのSPFとPAが高いほど、紫外線から肌を守ることができますが、肌の負担になることも忘れてはいけません。

 

SPFは、紫外線カットをする『紫外線吸収剤』、PAは、紫外線を肌表面で跳ね返す『紫外線拡散剤』が、日焼け止めの中に配合されています。

 

つまり、数値が高いほど、これらの量も増えるので、炎症や肌荒れなどの『肌トラブル』にも繋がりやすくなります。
特に赤ちゃんや子ども、敏感肌やアトピー肌の方は、SPFとPAの数値が低いものを選ぶようにしましょう。

 

日焼け止めはSPFとPAが高ければ良いというわけではない

 

日焼け止めのベストな選び方としては、目的やシーンに合わせて使い分けをする事です。そうする事で、肌への負担も抑える事ができます。

まとめ

日焼け止めのパッケージに記載されるSPFとPAについて、その意味と役割がご理解頂けたでしょうか。

 

数値が示すものを知っていると、ご自身の目的やシーンに合わせて日焼け止めを選びやすくなります。
そして、正しく使うことで、万全かつ、肌に負担なく紫外線対策ができます。

 

併せて、頭髪や耳裏や眼など、通常の日焼け止めで防ぎにくい箇所は、「飲む日焼け止め」や「サングラス」などを併用すると、紫外線カットの範囲が広くなります。

 

SPFとPAの意味から分かる、正しい選び方と使い方。
これからの紫外線対策として役立ててもらえれば幸いです。

 

 

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